けいこと日本人6

同じ芸でも、その先生の属する会派は大小さまざまです。
独りだけでできるものは別に会派のことは問題ないようですが、なにかの賞を狙うといった場合、やはり強力なコネやグループの支援がなければむつかしいといったことがあります。

…なまなましいなぁ。

賞は会派の廻り持ち…みたいな話かなぁ。

大流の場合、全国どこに行っても同門があり、友達を得やすいという利点は、ことに複数の人数で楽しむ芸ごとの場合、きわめて大きな利点でしょう。ただ、大きいだけにライバルも多く、その中で目立つには物心両面に大変なエネルギーを要します。宗家直門のような日の当たるところに在籍するには、生まれる家から始まる「運の好さ」がおそらく絶対必要です。

これまたなまなましいなぁ。

生まれる家から始まる「運の好さ」ってのがまた、なぁ。
裏千家業躰の顔ぶれ見てもそんな感じだしなぁ。

ただ、全国どこに行っても同門がある、ということは流儀から逃げにくいという点でもあるなぁ。

小流の場合、最高位者に師事するのも割合簡単ですし、先生も大流ほどに忙しくないため、稽古も丁寧で費用も割安と思います。しかし引越ししたりした場合、新しい先生を見つけるのが大変ですし、お友達もなかなか居ません。玄人になってもお弟子のつき方はどうしても名の知れた大流に劣ります。

最後のがまたなまなましいなぁ。
ただ、大流も大流で、先生が多いから、弟子の奪い合いになりそうだよなぁ。
コンビニが多過ぎる大通りみたいな感じ?

一匹狼的先生は、お互いの相性さえ良ければ一番固い結束のもとに芸を楽しむことができるでしょう。ただし教祖的な人が多いだけに、一つ間違うとひどい目にあうこと無きにしもあらずです。先生が変った場合、最も前歴が評価されないのもこういう場合です。
(略)

これはこれでなまなましいなぁ。
最後のは「あの人変な癖がついてるね」扱いされるってわけだろうなぁ。


お茶の場合、同門がいなければ茶ができないわけじゃない。
プロになる気が無いなら、小流で困ることはほとんどない。
けど、道具で専用のが手に入れにくいとかはあるなぁ。