庭園入門講座7 岩石・庭石・石組方法3
本書の分量の半分が各地に産出する岩石の解説である。
が、省略する。
この後、庭石の分類という項目に至る。
(1)産地
(2)大きさ
(3)硬度
(4)形状
(5)色沢
ここもそんなに面白い話はないのでオミットちゃん。
(6)風化に変な話が載っている。
(略)
右のような方法でなく、石が大気中にある状態を考え、
それを人工で行なって早くサビを出させるには薬剤による、
この方法を思いついたのは昭和年代の初めと思う。
今は故人となったが九州大学助教授時代の永見健一氏との共同研究であったので、同氏は実験に着手していたはずと思うがついに成果の発表もなく物故してしまったのであり、その後別に改めて著者単独に行なってはいない。
永見健一は1943年まで九州大学、48年に病気で辞職し1952年に60歳で物故している。
共同研究なら自分で続けてやればええやん、と思うのだが:
その方法は
(略)
以上は戸外で行ない、試薬の液は一ヵ月ごとに初めの濃度をもつ新鮮なものに入れかえる。
試験は三年、五年、十年の経過を見る。
気が長すぎるわ。そりゃ途中で死んでもしょうがないわ。
著者が追試しないのはそれを知っているのか、単に面倒なのか…。