茶室考13

照明の話。

お茶の道場である茶室は、伝統的な茶の湯と共に日本の伝統美を伝えるものであり、故実や口伝に準拠して造る建築で、これほど禅の表現されている建築としては、茶室建築以上に出るものはない位で、茶室の設計は、採光の点ばかりでなく間取り、出入口、用材、色彩等にまでの一切が、茶氏建築の暗さというものを、落着きの暗さに安らかな暗さに誘導して、そして閑寂な暗さに仕向けてその暗さの与える感じや、その意味内容を異らせて、心が散らない様に、そして落着きを与え心を内面的に統一させてくれる働きをもたせる工夫が大切で、その点からも現代に作る茶室としての照明法を研究すべきである。

一文長げぇよ。

とりあえず「禅寺ってそんな暗くないですよね」って言っとくわ。

オレは茶室暗すぎだと思うんだ。
濃茶練ってて、ちゃんと練れてるか亭主が視覚で判らんってのは本末転倒だと思うんよ。