竹中大工道具館
JRの新神戸駅を降りてすぐの場所に、竹中工務店が作った大工仕事に関するミュージアムがある。
中はいろんな大工道具とその仕事がいっぱい展示されており、元大工を含むスタッフが展示物を解説してくれる、非常に興味深いミュージアムである。
その地下二階の最後の展示スペースに、一軒の茶室がある。
http://www.dougukan.jp/exhibition#tradition
壁を塗る前の、骨組みだけの茶室。
大工仕事が終わって、左官仕事が始まる直前の状態である。
三畳中板の茶室で、大徳寺玉林院蓑庵の写しである。
藁スサの壁の下がどうなっているかなど、大変勉強になる。
自由に中に入って座ることもできる。
更に水屋まで再現されているので、蓑庵の使い心地が大体わかって面白い。
おすすめである。