藤田美術館 ザ・コレクション

現・藤田美術館の最後を飾るコレクション展。

茶道具限定ではない。

利休作二重切花入「よなが」。利休作だと思うとありがたいが、よくよく見るとそんないいものでもないような…。
古瀬戸肩衝茶入「在中庵」。箱も展示されていてうれしい。さすがの迫力。
交趾大亀香合。いつもの奴である。
国司茄子。来歴はありがたいが、現代でも作れそうな感じ。
大井戸茶碗「蓬莱」。7年ぶりに見る地味だがいい井戸茶碗。でも地味だ。
曜変天目。いつもの奴である。

茶道具はこんなとこ。

6月12日から休館し2020年までおやすみだとのこと。
この蔵のぎしぎし言う階段もこれで最後。
あの波打つガラスを通してみる名物もこれで最後。
そう思うとちょっとだけ寂しい気もする。

「なんということでしょう。匠は前の蔵で使われていた思い出のガラスを、みごとに再利用していたのです」

やめれ。