包丁式

包丁式、というのがある。


正装した亭主が、包丁と箸を使って、直接は触らない様にしながら魚をさばく芸である。

鎌倉から室町にかけ武士の嗜みとして普及し、細川幽斎も上手だったらしい。

  1. 亭主が
  2. 様式化した手順で
  3. 調理する課程を人に見せる


というのは、茶の湯に通じるものがあるのではないだろうか?


まぁ直接の関係は無くとも、茶の湯を普及させる上での心理的な障壁を突破させる一助ぐらいにはなっていたんではないか?

なんも証拠はないけど。