茶道筌蹄2 茶会の節序

茶道筌蹄一「茶会の節序」より。

利休居士の時代迄は二食なり
巳の刻限を昼飯と云
(日+甫)時を夕飯ト云
夫故昼の茶の湯と云ハ巳ノ刻時分を云
当時一日に三食なる故昼の茶ト云ハ牛時の事となりぬ

茶道早学は以下に引用している。

http://d.hatena.ne.jp/plusminusx3/20140518

完全に引き写しなのが判る。


で、この部分読み直しての感想だけど

七ツ時に露地入する也
当時は七ツ半なり
(略)
客待合へ来る時炭を一つ二つ加へ手水鉢の水を改め迎ひ入る也
生姜糖湯せんさい餅など様の物を出し薄茶を緩々と点て閑話なす也
(略)
扨炭手前済みて膳を出す時突上ケを上ケ行灯を引
夜もほの/\と暁の至極の時刻なれ共除り毛ぬき合ニせんトするは不宜

暁の茶の湯って、わざわざ早朝に集まってやる割には、ゆるーい/びしっとしない事が前提の茶の湯なんね。

もっとキリっとしたもんかと思ってたわ。