椅子のお辞儀

礼には真・行・草がある。

…のは判っている。


判らんのは立礼の時の礼の仕方だ。


亭主は立った状態で礼をすればいいが、客はそうもいかない。
腰掛けた状態での礼が必要になってしまう。


椅子に座った状態でのおじぎはただでさえカッコ悪い。

しかし、これが武家茶道の草の礼を応用すると、両脇に握り拳を突くので、なんか更に変な感じになる。


しかもテーブル付の場合、相手に見えないテーブルの下で手を構える事になるし、大体において立礼の大寄せではテーブルとの距離は狭いので、すごく窮屈な礼になる。


椅子での礼の、かっこいいやり方なんてあるのだろうか?