利休真流茶の會圖式3 主のし臺持出す圖

迎え付け→席入り→亭主挨拶の後の部分。

主のし臺を正客の前へ出しをきて戻りあとに客は名々にこれをいたゞき臺は勝手口近へ御詰より置くべし
此事は中古より茶席にも行へるなり實は不好
次に主は御膳さし上ると挨拶して水屋へ入り膳部あらたむ。

図はこんな感じ。

昔、茶湯一会集の「熨斗のやりとり」について書いた事がある。
http://d.hatena.ne.jp/plusminusx3/20101215

なんと千家系の伝書でも「熨斗のやりとり」について書いてあった。

但し:

  1. 茶の湯でも熨斗のやりとりあるよ
  2. 昔からやってる事だよ
  3. でも好ましくないよ

という扱いなので、千家としてはこの後少しずつ茶礼から排除していったんじゃろうなぁ。