茶道筌蹄11 総括

復帰しました。

茶道筌蹄を総括していなかったので、まずそちらから。


茶道筌蹄の五巻は茶碗、茶杓、建水、茶会道具に楽家歴代…と続く。

茶道筌蹄の大半は、道具名の列記と簡単な説明、誰の好みか。こればっかりである。

茶道書というより、ハンドブックの様な感じ。

これ、当時の表千家の門人を想定読者に「ああ如心斎好みでございますね」と言えるようになる為の本じゃなかろうか。

現代語訳が出ないのもしかたないかも。
だって現代ではこのレベルの物はもう必要としてないもんね…。