真之行台子
田中仙翁/茶道之研究社/1985。
大日本茶道学会の真之行台子の手順書。
これを読んだから台子の茶ができる!なんて言う程私も馬鹿ではない。
でも、どーゆーことをするのが台子の茶なのかは判った。
感想は:
- ちょっと面倒くさいお点前やるんだな。
- これ、奥の火箸や柄杓を取る時に絶対なんか倒しそうだな。
- 時間掛かりそう。天目の仕覆取るあたりで多分足が痺れるな。
かなぁ。
疑問点は
- 亭主も客も「もみ手」するけど意味がわかんねーな。ちょっと下品なしぐさの気もする。
- 水次して中次置くのは薄茶出すの?続いて台子の薄茶が振舞われる?
- 貴人へのお点前、とか書いてあったが、じゃぁ室町時代に同輩に茶を出すのはどんなお点前だったんだ?
あたりか。
まぁこの辺の事は、自流派を学んで行けば、いずれ判るかもしれない。
該当するお点前がこの本の様相とは全然違っていて、判らない、ということもあるかもしんないけど。…それはそれでいいか。