薄茶と濃茶

毎朝、濃茶を一服点てて、朝の目覚しとしている。


最近はただお茶を練る練習だけでなく、懐紙できれいに飲み口を拭う練習もしている。こんな事だって練習しないとうまくできないと判ったからだ。


ところで、私の学んでいる流儀では、薄茶に使う抹茶は茶杓2杓半見当である。

裏千家の薄茶が茶杓1杓半なのを考えると、もともとちょいと濃い目の薄茶なのだ。


んで、うちの流派の濃茶は茶杓3杓見当。

…なんだほとんど変わらないじゃんかよ。つーか見込みにへばり付く部分考えたら薄茶の方がお茶取れてるかもしれん。

うちの流儀だと、薄茶と濃茶の差は、ほとんどお湯の量だけかもしれない。
なのに、どうして濃茶の方が「キクーッ」って感じがするのだろう?
ちょっと不思議。
泡のせい、という事もなかろうし。