ティーンズロード

そう言えば、茶事の不思議なしぐさ、という意味では、いまいち意味の判らないものがある。

中立の腰掛待合で待つ客が、亭主の鳴り物を聞く時に全員で蹲って聞く、というやつである。

なんで、腰掛に座っていたのにわざわざあらたまってしゃがんで聞くんだろう?腰掛に座ったまま、というのでは具合い悪いんだろうか?


茶事の一連の流れの中で、客全員が蹲う、という瞬間はここだけ。
その必要性が良く判らない。あんまり格好良い感じはしない。つーか、ヤンキー臭い。

蹲う、という挙動は、茶道が男の世界だった頃の名残りで、女性中心の現代茶道では、いまいちよろしくない動作なんじゃないかと思うし。

あと、茶事に半東使うなら、半東が迎えに行っちゃ駄目?
亭主の迎え>銅羅>半東の迎え、なんじゃろうか?