かぶる話

「さざんか」「寒牡丹」。

茶杓の銘に花や草木の名前を使う例がある。

んでも、床には花がある筈なんだよね。

同じ花は論外。違う花でも、花という存在がかぶっちゃうよね。詩的でないなぁとか思ってちょっと引いちゃう。

あ、そういう意味では禅語由来の茶杓の銘と墨跡。季節感系茶杓の銘と菓子銘。これもかぶるよね。あ、…お茶銘もか。

茶碗や水指なんかの道具の銘…花入 銘「姫瓜」なんて姫瓜以外入れていいんだろうか、とか、いろいろギモンフだらけになる。考え出すと切り無いな。