国宝「卯花墻」と桃山の名陶

「卯花墻」国宝公開義務のノルマ展示(ぶっちゃけ)。

何回も見たものも多いが、でも良いものは良いので。


まず展示室1に黄瀬戸立鼓花入。何度見ても良い。どんな花入れればいいのかよくわからんが。

志野茶碗「通天」。低い台形で斜めに土が盛られている様な不思議な形。

鼠志野草文香炉や志野万年青香合は「上手に絵付けされた志野って、逆につまらんな」と思う。志野はおおらかさが命だ。


展示室2に「卯花墻」。
いままで後ろからは見れなかったので、中央の展示はうれしい。


いつも楽しみな展示室3「如庵」は、志野茶碗「羽衣」一個だけで残念。

展示室4〜7に志野、黄瀬戸、織部が並ぶ。


きりっとした志野「手向山」。教科書?通りの織部沓茶碗。いろいろあったんだけど、どうしても2007年出光美術館の「志野と織部」展と比較してしまう。

あっちがあまりに凄かったので、さすがの三井も影が薄いなーとか思っちゃっうのは仕方ないよね。