趣味悠々「茶の湯表千家一期一会」第3回


第3回は濃茶の呑み様と道具の拝見。


濃茶の呑み様:

前回、エライ勢いで干菓子食べて薄茶呑んでたのに比べると、今回は落ち着いたスピード。濃茶だから?


亭主の「服加減は如何?」に対して客は黙礼。
客は「お詰めは?」と聞くけど亭主回答に対しては沈黙。

濃茶は静かなものとはいえ、厳しすぎる雰囲気?ていうか、ちょっと嫌な人っぽいな。


男女間では濃茶置き渡しか。うちは男女間でも手渡しだからちょっと違うな。
でも出し帛紗使うのと呑み口懐紙で拭くのは一緒だな。


道具の拝見:

仕覆をつがり糸縮んだまま拝見してたのが印象に残りました。
うちはかなりしっかり伸ばしてから拝見に出すので。


にしても、前回薄茶→今回濃茶→次回懐石という順序は、全くの茶事の逆順なのですが、お茶事よりも大寄せの頻度の高い、現代のお茶にとってあんまりにもリアルな順番で寂しい話ですな。