茶杓をつくる
西山松之助/読売新聞社/1992年。
「家元の研究」の西山松之助先生。茶杓マニアの様で「茶杓百選」とかの著作もある。「茶杓銘々伝」は…高原杓庵先生か。
それはさておき。
この本の前半は西山先生の茶杓作りハウツーの本である。
- 竹を探し
- 汚れを落し
- 櫂先を曲げ
- 削り
- 仕上げ
- 筒を作り
- 蓋を作り
- 銘を付ける
までを懇切丁寧に教えてくれる。
ゆるやかに持って、曲げるところを静かに炎の真上にかざし、はじめしばらくは表、裏をぐるぐる回して両面からあぶる。すこし焦げそうになる前に裏だけからあぶるのだが、そのころになると、竹べらはもう飴のようにやわらかくなりはじめて
えー、そんなぐにゃらりになったこと一回もねーよー。何が足りないんだ、俺。
非常に懇切丁寧で判りやすいんだけど、…もうちょっと図とかあってもうれしいかな。
- 作者: 西山松之助
- 出版社/メーカー: 読売新聞
- 発売日: 1992/12
- メディア: 単行本
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