茶杓をつくる

西山松之助/読売新聞社/1992年。

「家元の研究」の西山松之助先生。茶杓マニアの様で「茶杓百選」とかの著作もある。「茶杓銘々伝」は…高原杓庵先生か。

それはさておき。

この本の前半は西山先生の茶杓作りハウツーの本である。

  1. 竹を探し
  2. 汚れを落し
  3. 櫂先を曲げ
  4. 削り
  5. 仕上げ
  6. 筒を作り
  7. 蓋を作り
  8. 銘を付ける

までを懇切丁寧に教えてくれる。

ゆるやかに持って、曲げるところを静かに炎の真上にかざし、はじめしばらくは表、裏をぐるぐる回して両面からあぶる。すこし焦げそうになる前に裏だけからあぶるのだが、そのころになると、竹べらはもう飴のようにやわらかくなりはじめて

えー、そんなぐにゃらりになったこと一回もねーよー。何が足りないんだ、俺。

非常に懇切丁寧で判りやすいんだけど、…もうちょっと図とかあってもうれしいかな。

茶杓をつくる

茶杓をつくる