マテ茶

木下桂風の「喫茶の世界」にこうある。

マテ茶

エルパ・マテは南アメリカの東南に位する地帯に産するが、マテ茶の地位は、アメリカ合衆国におけるコーヒー、イギリス全域における紅茶と同じであって、普通一般的な喫茶である。
(中略)
さらに異った現象としては、マテ茶の入れ方と、それの社交的な用い方に特別な作法が発達していることである。
たとえば客が主婦に対して、三杯目か四杯目のマテ茶を貰うまでは決して礼を言わないとか、もうこれ以上要らないと言うときになって初めて礼を言うとかは普通のことである。
マテ茶を御馳走になるときの作法は、差し出されるひょうたんを受け取る時と、それを返す時に椅子から立つだけでよいとされている。

作法があるのか無作法なのかどう読んでもわからないんだが「よく食べる→よく踊る→マテ茶」みたいなものではなさそうだ。

…ブラジル人をいくらなんでもアホ扱いしすぎてないか、あのCM…。