茶式湖月抄8 大板

一 大板
(略)
世に云大板は炉蓋ほど有て真塗なり
流義の形にてなし千家の大板といふは長板を二つに切たる形なり
世に云半板といふは流義の大板の事なり
炉蓋は木地なり常に釜不掛節用也

世間で云う大板は炉蓋ほどのサイズ(一尺四寸四方)で真塗である。これは流儀(表千家)の形ではない。
世間で云う半板といっているこそ表千家の大板のことである。
千家の大板というのは風炉長板(二尺八寸×一尺二寸)を二つに切ったサイズ(一尺四寸×一尺二寸)である。
炉蓋は木地であり、釜を使っていないシーズンに使う物だ。


うーん、ほんと板めんどくさい。
三千家でも統一取れてないし。

つまりこれくらいのサイズ差があってもそれぞれの流儀でお点前に使えるんだから、ほんとどーでもいいんじゃなかろーか。