趣味どきっ 茶の湯表千家はじめて楽しむ茶の湯4

薄茶濃茶(with 茶カブキ)を終え、何するんだろうかと思ったら床の間か。

まず即中斎の書いた一行書の紹介から。それはまあいい。

でも、床の間の掛け物の種類紹介「墨蹟」の例題がその即中斎の一行書。
いや、家元の書いた一行書を「墨蹟」とはいわんでしょ?
私は禅僧が書いたってだけでは「墨蹟」じゃないと思う。
尊敬できる禅僧の、なんらかの禅機が含まれたものが「墨蹟」じゃないかい?


んで、拝見。

拝見自体より、この番組で使っている茶室が気になる。

八畳琵琶台付き床の間のお茶室、表千家松風楼の写しだと思うんだが:

http://www.omotesenke.jp/p/4_3_12_2_b.jpg

床スペースの右側に琵琶台があるせいで、床の中央が亭主側にずれ、軸が炉畳と通畳の間の畳縁の延長線上にある。
シンメトリーで美しいかもしれないが、貴人畳に入り、軸の正面に座るためには、その縁を左右の足で跨いで歩くことになる。貴人畳に踏み込まないように床を拝見する場合、縁の上に正座することになってしまう。


んで軸の拝見自体は別に異論ないんだけど、そのまま道具畳移動して釜や水指を拝見するのは、なんかぶれてる気がします。
あと着流しに片ばさみの人達が茶席をうろうろするの、どうにも慣れられません。


んで、女子アナさんの拝見実演は、女子アナさんの大人げない格好が気になって気になって頭に入って来ませんでした。言峰綺礼の誕生日プレゼントかと思いました。


んで、外題飾り。
すんごいうざいです。終わり。