茶道入門3 茶道史概要 利休の号

七歳の時から茶道を學び、初めて北向道陳易庵に師事しましたが、十七歳の時から紹鴎の門に入りました。
利休に宗易の名のありますのは、道陳の庵號の一字をとつたもので、又利休と云ふ名は紹鴎の門に入りますのを機會に大徳寺の大林和尚から得度を受けまして、「名利共に休す」の語から此の名を授けられたのであります。

利休は7歳で茶を始め、17才で紹鴎門下へ。その際に「利休」号を貰ったというのが井口説。


17歳の少年に「名利ともに休す」はないんじゃないか?

もしかすると、利休号を秀吉の口利きで貰ったものにしたくなかったのかもしんないけど。


…。


利休の号が「老古錐みたいに丸い人になりなさいよ」という意味であれば、もしかすると、与四郎少年はもの凄いナイフみたいに尖ってた不良だったんじゃないか?という気がしなくもない。

商家のどら息子で、突っ張りで、最新流行の煙草とかも吸ってたかもしんない。

で、落ち着かせようとした親父に禅寺に放りこまれたり茶の湯をやらされたりしたんでは…。