濃茶の練り様

薄茶には泡点てまくりの裏千家から、半月に茶を見せる表千家まで、いろんな点て方の幅がある。うちの流派は両者のまんなかくらい。

個人的には茶の味が良く判るのは表千家の点て方だと思っている。昔ふくやま美術館で頂いた表千家青年会の呈茶のお茶は本当においしかった。

ただし、ダマが残りやすいという欠点もある。大寄せの表千家席で正客に推された時、お点前さんが点ててくれたお茶は大変にダマだらけで、どうにか残さない様にと苦心した記憶がある。


さて、濃茶の練り様に、流派の違いはあるんだろうか?


練る手順や水の注ぎ分け方とかに違いは出ると思うけど、結果としてできるものはそんなに違いがなさそうな気がする。

むしろ亭主の好みとか体調とか、偶然とかの方が多そうな気がする。


大寄せ小寄せでの濃茶席の経験がないのでわかんないなぁ。