2007-01-01から1年間の記事一覧

藪柑子

塩瀬。こし餡の玉を緑の練り切りの板でくるみ、羊羹で赤い実。ちょっとトカゲっぽい?↑塩瀬のページより。

地冷え

12月和菓子。練り切りに黒胡麻で目、シナモンと白胡麻で羽。ウズラのつもり。大地が冷えて寒さに丸くなったウズラを表現…じゃなくて先月食べたジビエのウズラがあんまりおいしかったので、記念。 形は甘いが味はあんま甘まくない。

小豆島の神懸焼

高松から小豆島経由で本州上陸。岡山経由で帰宅。なんで変なルートなのかと言うと、秋の寒霞渓と神懸焼に興味があったから。秋の寒霞渓。若干紅葉は終り気味。でも、それなりに美しい赤と黄。東京に住んでいると黄色はともかく赤く色づく葉はあまりみないの…

高松

所用で高松。うどんがおいしかったり、金刀比羅宮の刀展が画期的な展示*1で驚いたり。残念ながら茶道具展示している美術館はなし。町を散策すると、茶道具屋、骨董屋が多いのに驚かされる。官休庵が官を休する前に居た、ゆかりの地だけに茶に縁が残っている…

さざんか

翠江堂。練切を茶巾で包み中央窪ませきんとんで蕊。葉は羊羹、でもえらく分厚い。

特攻あがり

今回はあんまりお茶は関係ない。鵬雲斎の特攻隊の話の流れで「特攻あがりは死線を越えててスゲェぜ」と書こうと思ってた。アポロ計画の時代、アストロノーツは宇宙で何か神秘に触れたのか、帰って来ると宗教に走る人が結構居た。残りは実業家になった。特攻…

垣根

榮太樓。鹿の子の上に羊羹の短冊等を並べて垣根を表現。 ちまちました細工が可愛い。ま、味は鹿の子ですが。榮太樓のページより↓

松永久秀

松永久秀、という人物に興味があるのだが、いまいち情報が集まらない。暴君という説もあれば名君という説もある。 卑怯者という説もあれば名将との説もある。茶人としては剣仲の兄弟子になるのか?初期の有力な茶人武将と言えば久秀と荒木村重。明智光秀も茶…

紅椿

すっかり常連客扱いして頂ける様になった塩瀬製。練り切りをすりこぎかなんかでくぼみを作り、横に箆目一筋。二本指ではさんでちょい捻る。こういう手型物に弱いのだ。↓塩瀬のページより

炉練習シート

自宅の練習スペースは空いてる和室に京畳2枚を敷いたもの。ここに風炉(といっても電熱紅鉢だが)を置いて、盆や風炉平点前ができるようにしてある。炉はない。という事で当座をしのぐ練習シート。100円ショップのテーブルクロス数枚をミシン掛け。中央はステ…

初霜

江戸風御菓子司長門。白いきんとんと黒ゴマ?は霜なんだろうけど練切の小さな赤玉は何を表現しているのだろう?

先輩

先輩方の中にイマイチとっつきにくい人がいる。ああ、この人とはうまくいってないな、と思っていた。半年経って、新しい入門者が入って来た。今度は私がちょい先輩、って事になる。会話の流れってのがある。後輩からいろいろ聞かれる。会話無視するのも辛い…

ころ柿

塩瀬。干柿風。表面の粉吹きは素材不明。へたは練り切り。 おや?塩瀬のページが更新されてない。珍しい。

炉平点前

炉平点前を習った。師範代から大仰過ぎると指摘される。妻に聞いてみた。俺って仰々しい?「仰々しい。ま、初心者は妙に仰々しくなりすぎることはあるけど」と言われる。そういうもの?それはさておき最初に思った事。柄杓が重い!そんなにはサイズ違わない…

江戸東京博物館、川上不白と江戸千家展

想像以上にテンコモリ。茶道具見て疲労困憊は久しぶり。 これはね、行くべきです。勉強になります。表裏の千家ですらびんぼーくさい展示なので、江戸千家はさぞやびんぼくさいんだろうと思っていた。…正直、びんぼう臭かった。やたら不白手ひねり茶碗がおい…

茶会と謝礼

茶会が終り日が暮れる。片付けがはじまる。 茶会を手伝わせて頂き、学ばしていただいた事を感謝する。皆が先生に礼をする。 もちろん私も感謝した。代表が謝礼をとりまとめ、差し出す。 私は出さなかった。だって、知らなかったから。 私は客なので、謝礼は…

木守

榮太樓總本舗。練切に木の幹描き、寒天で柿の実。木の幹は象嵌かと思ったら、ステンシル上でシナモンをふるったもの。↓榮太樓のページより

12月の展覧会

今月のめぼしいイベント。12月前半でほとんどの秋季展が終る。来月は寂しくなりそう。 東京 期間 タイトル 備考 三井記念美術館 -12/16 安宅英一の目 済 三井記念美術館 12/23-1/31 雪松図と近世絵画 常設ないかも? 出光美術館 -12/16 乾山の芸術と光琳 済 …

宮の鳩

榮太樓總本舗。練り切り茶巾絞りで丸め、ひと押し+箆目1本で鳩か。単純にしてすばらしい造形だ。江戸の菓子屋だったんだね。なんか宮城の菓子屋だと思っていた。榮太樓と榮太楼。微妙微妙。↓榮太樓のページより。いつまでリンク持つかな?

広間を歩く

広い場所での大寄せ。ちょっとした手伝いをしたり、客として過ごしたりの一日。こんな環境でひそかに試し続けていたのは擦り足の練習。家の二畳、お教室の八畳ですらやりにくかった擦り足で歩きまくり。結果、大腿四頭筋*1に微妙な筋肉痛。正しい歩き方をし…

古埜木堂。練切型押。特筆すべき点無し。と言うか、特徴無さ過ぎ。 小さい和菓子屋では吹き寄せや金平糖を置いてはいるが、たいてい自家製ではない。上生はどうなのだろう?聞くのはちょい辛い。

大寄せの正客

座敷での大寄せでは、立礼に比べて正客、というものの扱いが違う気がする。席主は正客と次客で挨拶を別にするし、客側も正客を強く意識する。広場やイベントの際の立礼に比べ、座敷の大寄せに行く、というのが若干敷居が高く、その分強く茶会の意識があるせ…

冬どり

金沢村上。練り切り手型物。捻った練りきりに胡麻で目をつけ、うずくまる鳥を表現。氷餅がちょっと積もっている。

大寄せの客

立礼の経験はあったが座敷での客、というのははじめてだった。座る。40分後。猛烈に足が痺れた私がいた。お点前の練習を毎日して、段々正座に慣れて来たと思っていた。しかし、客になる、というのは、お点前よりずっと辛い。お点前中は前後左右の多少の体重…

茶花

築地ちとせ。ピンクぼかし練切の箆押し。山茶花なのだろうか?ピンクの宇宙人とか謎のビーグル犬とか、そんな形だが。

炭を置く

炭。その最初からを見た。 こういうハレの場でもないと炭なんてなかなか見れないし、単なる客では炉の炭を拝見するのは難しい。 炉の灰はこういう風に盛るのか。 五徳の高さ調節って難しいな。電熱器では判らなかった。 湿し灰はこうまくのか。 あ、ここで香…

大寄せのお点前

自流派の大寄せに参加。自分のダメさをいろいろな面で痛感。でもまぁ初心者だから当然だ、と開き直り中。いや、そうでも思っとかないと辛くてよ。私は入門したての初心者なので客として参加。とても人前に出せないもんな。まぁ準備と後かたづけのトコで力仕…

中棗

中棗は「ちゅうなつめ」と読む。何の疑問もなかった。でも「なかなつめ」という読み方もあるみたい。大棗が「おおなつめ」であって「だいなつめ」でないので「なかなつめ」という読み方もありといえばありか?でもなんかしっくりこないなー。

武者小路千家

からす、まるまる、ふとるまち。母がはじめて京都に来た時、烏丸丸太町*1をこう読んだとか。…母さん、鳥辺野は川のもっとむこうですよ。ま、京都の地名はいろいろ変なのがある。そういった通りの一つ、武者小路に官休庵がある。だから武者小路千家。んじゃ引…

初霜

金沢村上。「峰の雪」を頼んだのに、袋から出て来たのはこいつだった。紫白ぼかし練り切りに花弁型をちょんちょんと押し。なんか海産物っぽい。つーか、たこのまくら?